どうも。
浮月です。
本当にすみません更新してなくて(白目
この間に色々とあったのですがもはやツイッタしかやってないという有様…。
ツイッタしかやってないとか論外だと言っていた昔の自分ゴメンな(真面目に
そしてすっかり冬の作品の音楽のライナーノーツ、2曲目以降をやっていないことに気付きました。
今更ですね。しかしここ最近更新してないのも酷いものなのですが……。
申し訳ないです。。。
というわけで冬コミ短編集に乗せた2つめと3つめの話、及びその対応曲のあとがき的な話を一気にします。
どうも。
浮月です。
本当にすみません更新してなくて(白目
この間に色々とあったのですがもはやツイッタしかやってないという有様…。
ツイッタしかやってないとか論外だと言っていた昔の自分ゴメンな(真面目に
そしてすっかり冬の作品の音楽のライナーノーツ、2曲目以降をやっていないことに気付きました。
今更ですね。しかしここ最近更新してないのも酷いものなのですが……。
申し訳ないです。。。
というわけで冬コミ短編集に乗せた2つめと3つめの話、及びその対応曲のあとがき的な話を一気にします。
「呼び出し音が鳴る度に、この鼓動が早くなる」
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4828445
希先輩って携帯の電話帳に結構色んな人を登録してる気がするのですが、絵里先輩と出会うまでは自分からは滅多にかけたことがなさそうだなぁ、と。
それで絵里先輩に電話かけるときに無茶苦茶緊張してたら良いなぁと思って書きました。
すっかり自分の中でなんでこんなに高評価というかブクマ数含め頂いたのか分からない作品です…。
そしてこの作品を作るきっかけも今となってはもう思い出せないのですが、
恐らく自分自身が電話とかをかけることが出来ない(かけるまでに物凄い時間がかかる)人間って所からかなぁ、と。
希先輩がそういう人ではなくて、でも最初に絵里先輩に電話をかける時はそうなんじゃないかなぁと思いまして。
そう考えると希先輩って転校してるから電話帳には結構登録してるけどそんな電話してそうにないな、とか。
ってこたぁ絵里先輩に電話をかける時って初めて(?)できた友達のようなもんで
どうしようってド緊張してたらいいなぁとなって書いた気がします。うん、書いた(決定)。
ただそれを作りながらもその導入をどうしようかと色々考えたところ、穂乃果には大変申し訳ないのですが
スマホのデータがぶっ飛ぶという目に遭ってもらいました……。
おかしいな、ラブライブの中で一番好きなの穂乃果なんだけど……。
でもそのおかげで随分と導入から明るい感じで上手くしっとりと本題に入れたかなぁ、と。
そして二ページ目に関しては本当にその前で終わりにするつもりだったのですが、
希先輩一番最初に絵里先輩に電話かける時無茶苦茶かしこまってたら面白すぎると思って入れたら
その後勝手にのぞえりが動き出しまして。
書いてて楽しかったんですけどね。
それも高評価の一つだったのでしょうか。
この作品を作るに当たって[.que]の「Decide」(アルバム『Drama』に収録)を良く聴いていました。
タイトル通り、希先輩が電話をかけようと決める辺りで集中して聴いていました。
ピアノとギターの音色が綺麗な一曲なのでオススメです。
それでは。
どうも。
浮月です。
随分更新せずにいて申し訳ありませんでした。
◆冬コミの話
取り急ぎなのですが、冬コミまさかの合格でして。
合格を知ったのが結構色々あった時だったりで、かなり厳しかったのですが
何とか新譜作りました。
冬コミ(C87)新譜
『Reminicense for 20 years』
黄昏に見えた記憶、戻らないあの日――
追憶の物語を音楽に落としこんだエレクトロニカ調インストアルバムです。
3日目(30日) 東ラ52bにいます!(多分!
また、夏コミで頒布した『Ever Garden』も持っていきますのでどうかよろしくお願い致します…!
◆5曲目「空の記憶」
Fragments-vol.1-の新曲です。
それ以外はSoundcloudにアップしてあるものなのですが
何か1曲は新しいのを入れないと、と思って何を作ろうと考える間もなく
『Ever Garden』には合わないけどどうしても作ってみたい曲というのがあったので
それを収録してみました。
というのも以前とある同人誌を読んでかなり影響というか、衝撃というか、インパクトを受けまして。
これは凄いぞ、と。
同人誌はそう何度も意識して読み返さないのですが、こればっかしは気がつくと今でも時たま読み返す作品で。
夏コミでもこの作品を描かれた方は新刊を出されていたのですが、それも今ばっちし読み返してるので
凄いなぁ。凄いなぁ。と思いながら、読んでいると本当に創作意欲と言うか、自分の中をこう
創造する何かを奥の奥から掘り返されて耕されるような感覚が凄くて。
この作品は『Ever Garden』の最後の曲「描かれた空の下で待つ少女」を作る際にもとても影響を受けた作品で。
自分にとってとても大事な作品の一つでもあって、なんというか感謝しかないなぁ、と。
そういった刺激や感謝等ひっくるめて、その作品から受けたイメージを音に落とし込んでみたい欲望が強くあって
今回作って入れてみました。
勝手に内緒で作ってしまったのですが、先日一応事後報告ですが報告させていただきまして。
なんというか聴いて頂いたらしくご感想までもいただけて、見当違いな曲じゃないかなぁとも思ったりびびったりしていたのですが、
なんと言いますか感謝の言葉しかありません。。。土下座で済むでしょうか。
この曲の雰囲気といいますか、メッセージといいますか、ついてなのですが。
ふと思いも寄らないところから救いというのはあるもので。
じゃあそれを素直に受け取れるかというと実はそうじゃなくて。
今まで過ごしてきた自分はなんだったのか、今までやってきた自分はなんだったのか…。
そういった過去の自分に対する裏切りのようなものを感じることはままあって。
凄くあっけないことであればあるほど、
そういうねじれのような感情があって……。
だけれども、それでも、進んでいかなければならない。
あの時に見た、空の記憶。
それは恐らくふと空を見上げた時に思い返すことがあるだろう。
だけれども。どうか。
ふと、それを微笑みながら懐かしめるように……。
そんなイメージがその同人誌を読んで感じていて、
フレーズはキーボードの前に座るとすっと浮かび上がったので、
それを少しずつ紡ぎながら、積み重ねていきました。
螺子を回す音とかもそうなのですが、直接的な音を入れてみながらも、全体的なイメージは冒頭の空をイメージしてみました。
どちらかというとその同人誌のハラショーな人のイメージになってしまったかもしれません。
その同人誌を読んでなくてもこの雰囲気を伝えられたらなぁ、と感じています。
そういう意味では自分ではそれなりに出来たとは思うのですが。。。むぅ。
この曲を作りながら、音楽って作るの面白いな。
もっともっと、音で描ける世界ってあるんだな。と新しい発見にわくわく出来ました。
そんな感謝を込めながら……。
この曲を聞いて、皆さんの中にある「空の記憶」を思い返して頂けたら幸いです。
どうも。
浮月です。
『Flagments vol.1』の2曲目「おまじないを捨てたとき」に関しては
こちらの記事を見ていただければ、と。
というわけで3曲目です。
◆3曲目「Lakeside」
60分ドローイング?でしたっけ。ワンドロ。
皆が1時間であんなに描いてしまうんだからとんでもないなぁ、と思いながら
これって音楽でも出来ないのかなと60分DTMがツイッターで正式に?始まる前に自分で勝手にやってみた時の曲です。
短いながらも、都会の喧騒から離れた湖畔の静けさというか
緑と青が共存する中の畔の、整備されていない道をゆっくり歩くような
そんなイメージを落とし込んでみたつもりです。
今聴き返してみると和遥キナせんせーの黒髪ロング少女イラストの影響を受けてたのかなぁ、と
実際にそういったイラストは描いていらっしゃらないと思うのですが、ふと想像して思ってしまいました。
非常に短い曲で音色数も音自体も少ないのですが、
自分の中ではかなり好きな曲の一つです。
どうも。
浮月です。
さて、『Ever Garden』のはなしの続きとして、
『Ever Garden』に同梱されたFizzkicksカードに収録してある
ミニアルバム?『Flagments-vol.1-』の曲のはなしも一応。
◆1曲目「My hope」
『ラブライブ!』2期の「私の望み」を見てもう抑えることが出来ない何かを音にしたい!
と思って書いた曲です。
確か自分で勝手に60分DTMみたいなのをやって作った曲ですね。
後にこの曲を元に小説「My hope」を作ることになるのですが、
それに当たって少し手を加えたのがこの曲になります。
希は孤独というか、そういうものを知っているからこそあそこまで察して優しくできると思います。
ただ優しすぎるから、自分がその孤独の辛さを知っているから
自分が我慢すればいい、という思いが先行してしまう場合もあるのでしょうが…。
その意地っ張りさが、絵里…いえ、μ’sみんなの想いによって少し溶けていくような雰囲気を表現できてたらいいのですが。
ラブライブの原作から曲を描き、その曲から小説を紡ぐというのはいつかやってみたかったことだったので
そのやりたかったことが少しでも出来たのはとても嬉しかったです。
◆10曲目「夢」
―夢を見た。それは、どこか優しかった―
11曲目「二人の存在の消失点」の前に一つはさんでおきたいな、と思ったのがきっかけで生まれました。
幕間とでも言えばいいのでしょうか。
目を覚ます直前に見る、ほんのかすかに記憶に残っている「夢」をイメージしています。
それは近い予兆のような色合いを持っていて、だからこそ次の「二人の存在の消失点」のメロディが組み込まれています。
眠りと現実の境目のあいまいな夢の世界で見たようなこの曲は、本当に短い曲なのですが
この物語の事実上の終わりである「二人の存在の消失点」を上手く導いてくれるものになったのではないかな、と感じています。
どうも。
浮月です。
『Ever Garden』の曲のコメントという名の言い訳です(お
3曲目「透明な壁、断絶された世界」
―ほうきで掃除をしているこの一帯の、向こう側を私は知らない。―
『Ever Garden』で追加された新曲です。
双観 伊鈴の世界を改めて提示すると共に、その日常にスポットを当てた曲です。これが双観 伊鈴の日常というような。
自分の中で伊鈴は、何度も言いますが『トリコロ』という世界の中には存在しているものの原作からは認知されていない存在としています。
そしてその世界というのは完全に断絶されたというわけではなく、言わば不可逆のようなものではないのだろうか。
つまり、伊鈴からはトリコロの世界を見ることが出来ますが、トリコロの世界の住人、つまり八重を始めとするキャラクターからは認知されないようなものではないか、と。
そこで浮かんだのが「透明な壁、断絶された世界」という言葉でした。
透明だと向こうからも見えるんじゃね? という話ですが。。。
でもほら、マジックミラーの壁だと色々とアレじゃないですか。なんか壁じゃなくて号とかつきそうですし。
閑話休題
この言葉が浮かんだと同時にその風景を考えてみると、朝方に伊鈴が花屋の前を掃除するシーンが思い浮かびました。
なんだかんだで伊鈴は花屋の娘ですし、それこそ不登校児ですが仕事に関してはそれなりにきっちりやる子のイメージがあるので箒も毎日掃くんじゃないかなぁ、と。
でも、そんな伊鈴は自分は見えている透明な壁の向こうの人たちには認知されなくて、ただ孤独で。
それを際立たせるために壁というのだから音なんて通らなくすればいい! と酷いことを考えた結果が冒頭部分です。
冒頭の街角の音というか環境音はあくまでも私たち読者から見える風景(つまるところ「原作の世界」)です。
でも実際の所そんな音は伊鈴の世界にはない。
ただあるのは、自分の心の中の音であり、風景から想像される音。
そして、透明な壁の内側にある、自分が箒で掃くその音だけ……。
彼女はそれをもう年単位で、毎日、無限ループの様に繰り返しているのでしょう。
誰にも気づかれることが無く、それでも存在が与えられているから存在せねばならず。
ただただ、箒を掃きながら透明な壁の向こうにある世界を眺めては、通らない音を想像する。
どんな話をしているのか、どんな世界が向こうにはあるのか。
その想像はもはや経験しつくして、どこか一つの遠い残響になってしまっていて……。
断絶された伊鈴の世界で聴こえるのは自ら掃く箒の音だけ。それでも、それでも……。
どうも。
浮月です。
『Ever Garden』の曲の話をぼちぼちとしていこうかなぁ、と思います。
要するに言い訳タイムってヤツです(
まぁ、コメントをするにしても1曲目と2曲目の順番は『Snow Drop』と変わらないわけですが。。。
なので1曲目と2曲目いっぺんに書きます。
1曲目「モノクロームの空の下」
―あなたは、彼女を覚えていますか?―
詳しい話は冬コミ後に書いた解説を見ていただくとして、結局この出オチ曲を変えることはしませんでした。
やはり前の解説の通り、位置づけとしてはプロローグであり、伊鈴のいる世界を明確に提示する必要があったと思ったわけでして。
そうなるとどうしてもこの曲の位置を変えることは出来なかったわけです。
この物語は、結局の所それ程良い話ではありません(終盤の曲聴くとそんな風ではないかもしれませんが、それはまた後ほど)。
『トリコロ』という世界に名前を与えられた一キャラクターでありながら、原作には登場しない。
むしろ、原作から見れば全く持ってないことになっている、あるいは完全に無視されているキャラクター。
設定資料集というモノクロームの空の下に存在する、双観 伊鈴という存在。
そのキャラクターの居る世界と、心情はやはりこういう曲ではないかなぁ、と思いいじらないで置くと同時に、
もはや海藍先生すら忘れているのではないかと思えてしまう伊鈴という存在からの
強烈な問いかけの意味もこめて、改めて一曲目に置かせていただきました。
2曲目「世界に無視された花屋の少女」
―彼女は、誰も立ち寄らない花屋に居る―
これも主だった部分は冬コミ後に書いた解説とほぼ変わらないです。
位置づけとしてはオープニングのような感じで、伊鈴が普段居る世界(『トリコロ』の世界ですが「原作」の世界ではない)を曲として入れました。
ただ導入部分を少し変えて、段々とフェードインする形にしました。
『Snow Drop』では1曲目のグッと世界が途切れた直後にこの曲が始まるイメージだったのですが
作っていくうちにどちらかというとそうではなくて、物語はゆっくり始まるイメージの方がいいんじゃないか、と思えてきて。
試しに冒頭のフレーズを足してみてゆっくり立ち上がるようにしてみたらいい感じじゃない、と。
以前はいきなり世界が切れていきなり世界が始まる感じが非常に気に入ってたんですがね、すぐに考え変わるもんだ。
でも『Ever Garden』の世界観を考えるとこういう始まりの方が少し優しいというか、これから彼女が体験する物語を上手く導いてくれるような感じがしています。
どうも。
浮月です。
夏コミお疲れ様でした。
久しぶりの3縦でかなり疲れました。。。
買うものは本当にある程度買えたので(いくつか自分のミスで買えなかったものもあったのですが…)、なんとか良かったのですが、
個人的な勝負に負けてしまった感があって凹んでます。。。
3年くらいは引きずるやつやで……。
さて、委託に関してはPrhyzmicaのぷりりーさんには大変お世話になりました。
Prhyzmicaさんの新譜『blue』に関しては、特設ページにもあるような「青」を非常に感じられる作品です。
とりわけ1曲目の「blue」は音が「青」の中に溶け込んでいくようなイメージを感じ、聴いていると心地よさと共に色鮮やかな青が落とし込まれた海辺にいるような感覚が味わえるのではないでしょうか。
ボーカル曲も澄み渡るような曲ばかりで、聴いていて非常に心地よい「さわやかな夏」を感じられる作品だと思いますので皆さん是非特設ページに足を運んでみては如何でしょうか?
さて、自分の新譜『Ever Garden』ですがお手に取っていただいた方はどれ程いらっしゃるのでしょうか。
遠方の方で欲しいと言う方はいらっしゃるのでしょうかね…?うーん。
伊鈴の物語、少しでも届いて下さると嬉しいのですが。
というわけでこれから新譜『Ever Garden』の曲紹介などを行っていきます。
個人的に色々と思いを込めてみました。ライナーノーツみたいな感じです。
これから一曲一曲作ってあげていくので整合性ないじゃないかこの野郎ともありそうですが
どうか副読本?見たいな形で見ていただければ幸いです…!