いやげ物展

どうも。
浮月です。

更新しないとすぐサボってしまいますね…

創作活動の方は全く進んでいないので、いい加減きちんとやろうと思います。
もっと自分の中で手軽に何か出来るクセというか、そういうのがあるとまた違うんでしょうかね…。
お絵かきだとさっくり出来るよなぁ、と思いながら大阪時代のあのイラストを描いてた時期をふと思い出して、いや、それは違うなぁ…と却下したり。
凄いですよね、ほぼ毎日アップできる人。

音楽も出来るのかなぁ、と思ってしまうのですがそういうのは難しいのでしょうね。
うーん、出来るのだろうか。やる気の問題?

・いやげ物
昨日、夜遅くまでかかるだろうなぁ、と予測していた通院日でして。
意外と早く済んだのですがそれでも終電間際だったりで、そういうのを予測した上で有休を取ったりしたわけですが。
平日の休日なので、ここは休日だと混むだろうなぁと思うところに少し行こうと思って「いやげ物展」に行ってきました。

渋谷ですよ渋谷。Wasted Time位でしか行くことのない渋谷ですよ。
なんとなしに歩いても意外と何とかすんなりパルコに着いて、いやげ物を見回ったのですがこれが中々面白かったです。
というよりもびっくりする位下らないと言うかカオスなのですが。
どんなものが展示されてるのかはサイトの方を見ていただきたいのですが、とにかく「誰が買うんだろうこんなもの」というものが展示されてるわけです。
でも、どこかで自分も見たことがあるぞ。買った記憶があるぞ。というものもちらほら…。

個人的には湯のみが思いっきりひいばあちゃんが使ってたものでビックリしました。
あ、俺これすごい知ってる!! っていう感じの。
写真は撮影自由だったのですが、まぁなんというか実際に見て見るとそのアレっぽさがとても分かります。
場の空気って大事。というかあのいい加減具合というか。

twitterでの画像で申し訳ないのですが
http://p.twipple.jp/u4JHb
こんなのとか
http://p.twipple.jp/ydEQx
こんなのとか(シャ乱Qがなぜここにあるのか
http://p.twipple.jp/f1DRL
こんなんとか
http://p.twipple.jp/WWJJU
こんなんとかあります(

まぁなんというか非常にくだらないのですが500円というお手軽なお値段なので、ふらっと渋谷におりたついで感でいくととてもいいですし、少し得した感じになる、と「思います」(非断定

というかこれ、一人で行くのもいいのですが、一々突っ込んだりしたいので誰かと一緒に行きたかったかもしれません。
一人って寂しい(しろめ

『Snow Drop』のはなし(5曲目「二人の存在の交差点」

どうも。
浮月です。

『Snow Drop』の曲のコメントという名の言い訳もいよいよ最後です…。

5曲目「二人の世界の交差点」

エンディングと言うわけではないのですが、恐らく一番のキモ的な部分をイメージした曲です。

色々とどう作ればいいのか考えていた時、音にリバーブをかけて反転したものがどうのという記事を見て、それを実際に試してみたらとても良かったのです。
記事ではグロッケンだった気がするのですが、なんとなくでハープを選んでみたらとてもよかった。
そしてそこに江口せんせーからディレイのエフェクトを教えてもらっていて、それをあわせてみたら更にいい具合に。
「追憶」というか、夕焼けを見ながらの「回想」のような淋しさと優しさが出ている感じだったのです。
それが曲中にちょくちょく入っているディレイがかった音なわけですが。

自分の中の物語では、この曲よりも前に多汰美は登場していて伊鈴の心は小さくですが確実に動きます。
でもそこには抗えない現実というものがあって、その現実を受け止めながらも多汰美と出会った記憶を胸に秘める伊鈴がそこにいるのです。
そういった伊鈴を表現できていれば、いいなぁ、と。

3曲目の紹介で、3曲目は「伊鈴の世界で完結する」と書きました。
じゃあこの5曲目は何だよ、って話ですが、「伊鈴と多汰美の世界が繋がる余韻を残している」ということです。
この曲の最後は3曲目の1つの音色ではなく、2つのピアノ(一方はラジオエフェクトをかけた音色)の掛け合いと、ディレイがかった音がゆっくりとフェードアウトしていきます。

会いたい
声を聞きたい
言葉を届けたい
そばにいたい
共に笑いたい

そんな伊鈴のありふれた願いを最後のメロディーに込めたつもりです。
そしてそれに呼応するのは多汰美の世界の音であり、遠い記憶を呼び起こすようなあのリバース音です。
この曲は、単色で完結する双観 伊鈴というキャラクターの世界だけの物語ではなくなっている。ということです。

この物語は『トリコロ』において、没キャラとなってしまった少女「双観 伊鈴」をメインにした話というのは何度も言いました。
が、それと同時に『トリコロ』に対しての自分の思いをメッセージを込めた物語です。

そして、そのメッセージはジャケットの英文に伊鈴を借りて記しています。
So, she has been waiting for you under the monochrome sky now.
(そう、今も彼女はモノクロの空の下で、あなたを待っている)
この「you」には色々な意味を込めました。

それは、この文章を見たり音楽を聴いて存在を認知してくださってる「あなた」であり、
それは、この物語中で伊鈴に存在価値を再認識させる「多汰美」であり、
そして、『トリコロ』という作品が再び連載され、いつか原作に登場させることが出来る唯一の人である「海藍先生」を……

そう。彼女は、“『トリコロプレミアム』でその存在を明らかにした時/原作が休止した時から”、モノクロームの空(設定資料集という原作とは断絶されている世界/原作が全く動いていないファンにとっては乾燥した世界)の下で、「あなたを」今でも待っているのです。

そしてこの曲のように、決して一つの自己完結されたものではなく、彼女、拡大して言えば『トリコロ』という作品のファンの想いに応えてくれる何かがあるのを、どこかで希望を持っても良いよね。
そうしたメッセージを託したつもりです。

長々となって、自分でも正直上手くまとまっていないのですが
ようするにそういうことなのです。

最初は伊鈴の物語だけだったのですが、それに加えて自分の『トリコロ』に対するメッセージを込めたらなんかよくわからないものになったのですが、まぁ、なんとか形に出来てよかったです。
しかしながらも、まだ伊鈴の物語としては全部出来ていないわけで。
夏に向けて、ぼちぼちとですが作って行きたいと思います。

もう少し、まともに聞かせられる曲が作れたらなぁ。

『Snow Drop』のはなし(4曲目「ありふれた願い」

どうも。
浮月です。

『Snow Drop』の曲のコメントという名の言い訳はまだ続きます…

4曲目「ありふれた願い」
この曲は4月1日に冗談で作った「Snowover」という曲だったりします。
もちろんそのままアップしたのではなく、本の多少は弄っているのですが。あんまりわからんね。

見ての通り、このエイポーフーの冗談が形になったのが今回のアルバムなのですが、
そのなかでもこの曲はプロローグ的な位置にありました。
ただ思えばエイポーフーの方では、思い返す「回想」的役割を持ったプロローグ曲なので
それならばプロローグではなく回想的シーンで使えるな、と思い4曲目に入れました。

暖かい思い出、というイメージを持って作ったので柔らかい音がいいなぁ、としたのですが
なんだかもっさり感が抜けなかったのでこの辺りは要反省要勉強です。。。

エイポーフーで作ってた物と比べて、こっちの方は随分と酷い話なので
この暖かさがある種伊鈴の孤独というか、辛さを強調させてくれたらなぁ、と思ってしまいます。
トリコロの主要キャラたちとの交流という、ありふれた願いを抱く伊鈴を描けたら、と。

『Snow Drop』のはなし(3曲目「夢で見た世界」

どうも。
浮月です。

『Snow Drop』の曲のコメントという名の言い訳です(お

3曲目「夢で見た世界」
伊鈴が心のどこかで思い描いている情景をイメージしました。
つまり、自分の中での『トリコロ』の風景でもあります。
サントラに入ってるようなBGMを1曲入れたいなぁ、という思いがあったので、そういったカテゴリに上手く入ってくれた曲なんじゃないかなぁ、と思っています。
フルートとギターの音色が『トリコロ』特有の穏やかな日常を描けていればいいのですが…
しかしながら、それもあくまで想像でしかないわけで。そんな少し現実を離れたと言うか、懐かしさと言うか、そういうものを中盤で出したつもりなのですが上手く出来てると良いなぁ。

でも結局これって伊鈴の夢だよね?
伊鈴は実際に体験していないし、それって未だに現れてない君の妄想にしかすぎないんだよね。という強烈な現実をオブラートに包んだのがあの終わり方です。
そしてこのテーマと言うか、段々とフェードアウトしていく様子は5曲目でも現れるのですが、決定的に違うのは3曲目は「伊鈴の世界で完結する」点です。
そしてこの違いが、ペーパーで書いた『トリコロ』という作品への思いなのかもしれません。

スヌーピー展

どうも。
浮月です。

連休の最終日ということで、もうだるくてだるくて明日が来て欲しくないと思ってたのですが、とりあえずぼうっとしてるのはダメすぎるよなぁと思ってると、ツイッターでスヌーピー展が今日で終わりということを知ってエイヤァで行くことに。

六本木に関しては恐らく初めてだと思うのですが、まぁなんというかテレ朝なのに『Dr.DMAT』のポスターが見えたところは突っ込むべきなのか、と思いました(お

案の定カップルとか家族で来てるんだなぁ、一人出来てるのって俺くらいなのかなぁ、な感じの館内でしたが中々楽しめました。
というか混んでた。むちゃくちゃ混んでた。
美術館とかそう言った展示系はてんで行かないのですが、恐らく混んでる美術館の展示とかはこんな感じなのかなぁ、という列っぷり。
自由に見ればいいんでしょうが、ぼうっと突っ立ったまま見続けることも出来ない感じでそういった点ではもっと空いてたらなぁ、と。

いえまぁもっと早いうちに行っておけよ。ということなのですが。
なので少しすっ飛ばしたりして、それでも牛歩で2時間半以上館内にいたことに。
うーん、もっと早めに行ってればまた違ったのかなぁ。と残念がる程度にはこう、しっかりと味わうことが出来なかった感。

それでも非常に中身が濃い展示だったと思います。
シュルツ氏の人生をベースに、『ピーナッツ』の作品の大きな変遷を知ることも出来ましたし。
一番驚いたのはそういえば確かにルーシーとライナスは目の・の近くに半円があるなぁ、と。
その理由が初期のルーシーとライナスにあったのは知らなかったし、その後の後期の彼女らの絵に思わず注目する部分も。
その上で、やっぱりよく触れている後期の作品が好きだなぁ、と。
1コマで描かれる世界に惹かれるものがありますし、その中に込められたメッセージが強く響いてくるのが後期でした。

物販は相変わらずマグカップを買ってしまうのですが、マグカップは自分が愛してやまないルーシーの精神分析スタンドが描かれたものがあったので購入。
このイラストは本当に好きで最後の一つだったのでよかったよかった。

というわけで、明日から会社らしいのですが、早くも休みたいよ……

『Snow Drop』のはなし(2曲目「世界に無視された花屋の少女」

どうも。
浮月です。

昨日に引き続き『Snow Drop』の曲のコメントという名の言い訳です(お

2曲目「世界に無視された花屋の少女」
位置付けとしてはオープニングのような、あるいは双観 伊鈴のテーマ曲なのかもしれません。
1曲目の意味の判らないモノローグが終わった後、オープニングに入るイメージで出来上がりました。

トリコロという世界に無視された双観 伊鈴。
彼女のいる世界を曲に入れてみました。
1曲目のコメントでも言ったのですが、ここでいう彼女の世界は確かに『トリコロ』の世界なのですが、「原作コミック」の世界ではないのです。

この5曲の中ではエイプリールフールで作った4曲目を除くと、一番最初に着手して一番最後に出来た曲です。
最初のグロッケン(鉄琴)のフレーズが一番最初に浮かんで、なんだか現実感がないこのフレーズはどこかで使えるだろうなぁ、と思いながらもそこからどう展開させるかというのがまーったく出てこなかったのです。
そうこうしてるうちに3曲目や5曲目が出来て、いよいよこいつをどうしよう、となったわけですが、思えばこのフレーズを変化させないでずっとループさせながらも、他の音が動いていることで世界から無視されているのを表現できたら面白いのかなぁ、と考えた結果がアレです。

後、キックが入ってる曲が無くてなんとなく入れてみたらソレっぽくなって、更にブレイク後のオルガン的音色が作り物の世界というか、そんな雰囲気を出してくれて物語の曲というよりも世界観と言うか、やはりオープニングやキャラクターテーマのような曲になって多少はバランスが取れたと思います。
妙にハットが気持ち悪いズレをしてるのは本当に偶然なのですが、いい具合に虚構というか世界とのズレのようなものを感じたのでそのままにしました。面倒くさい結果だろとか言うな。

『Snow Drop』解説(1曲目「モノクロームの空の下」

どうも。
浮月です。

というわけで、サークルのペーパーにも色々と書いたので、
それに関して色々と言い訳というか、
楽曲に関してのコメントという名の言い訳を書いていこうと思います。

まずは、恐らくこのアルバムの出オチであり問題児の1曲目
「モノクロームの空の下」です。

1曲目に関しては自分でも一応わかってはいるのですが、出落ちが凄くて非常にアレだと思われます…。
ただこの曲に関してはどうしてもこの曲調で、かつ1曲目にもってこようという気持ちがありました。

この曲は双観 伊鈴という少女の物語において、プロローグ(あるいは更に前の遊び紙とかああいうのに書いてある文章)に位置しています。
そしてこの物語は、より詳しく言えば「『トリコロ』という原作世界から無視されている、双観 伊鈴の物語」です。
自分でも何を言ってるのか分からなくなる時がありますが、その上で伊鈴は『トリコロ』という世界には存在しています。
ちなみに、アルバムのジャケットに書かれてる英文も、適当に書いてそれっぽく見せる以上にそういったメッセージを書きました。

She makes no appearance in comic-book “tricolo”.
(彼女はマンガ”トリコロ”には登場しない)
However, she surely exists in the world of “tricolo”.
(でも、確かに彼女は”トリコロ”という世界に存在している)

『トリコロプレミアム』によって初めてその存在が明らかになった彼女は、確かに『トリコロ』の世界には存在しています。
しかし同時に、『トリコロ』には登場しない没キャラとして、その後も原作のマンガ内では登場することはありませんでした。
トリコロの世界に名前を与えられ一キャラとして作成されながらも、その世界には決して現れることがない。
彼女は”ラフ画メインの設定資料集”という、「モノクロームの空の下」にずっといる様に思えたのです。

存在しているにもかかわらず。トリコロという同じ世界にいるにもかかわらず。
それは時に、楽しそうに会話をしている八重たちが見えているだろうにもかかわらず――。

彼女たちからは認識されず、自分の言葉は届かず、原作という世界から無視された彼女はどういう心情なのか。
物語自体がそのような形を持っていた上で、色々と音を鳴らしていた時に、あの妙に不安にさせる音に出会いました。
モノクロームのラフ画のような雰囲気を出しながら、その上に伊鈴の独白のようなものが乗るような映像を思い描いてみたら、あんな感じになったのです。

なので随分病んでる曲だなぁ、と思うのですが、それで正しいのだと思いますし、その伊鈴の感情から来る独白をプロローグ的位置に持っていきたかったので、場所的に1曲目でないとダメだったのです。
この物語はこういう話なんだよ。ということをしっかりとあらわしておきたい。
そういう点で、この曲はこんな曲になりましたし、1曲目でないとダメだったのです。

2014年

あけましておめでとうございます。
浮月です。

昨年は色々とお世話になりました。
びっくりするほど更新しないサイトになってて自分でも驚きました…。
なんというか、更新の癖をなくせばこんなもんなのか。というのと、twitterってやっぱり更新のネタとか色々と吸い取るなぁ、とか。

さて、冬コミですが三日間参加することになって(一般、一般、サークル参加)、最終日の三日目は無事サークル参加を終えることが出来ました。
兎にも角にもサークル参加は初めてだったので、色々な所で色々な方にお世話になりました。
とりわけ、サークルカットを描いていただいた切餅さんや、DTMに関して色々と教えてくださったbaneさんや江口孝宏さん。
その他にもたくさんの方にお世話になったのは、今でも感謝としか言いようがないです。

新譜も予想よりも出ましたし(というか予想が3枚位だったのですが…)、
何かいきなり話しかけられたりと驚きの連続でもありましたが……。

さて、今年は捕捉も上手い具合に出来たらなぁ、と考えています。
場合によってはピクシブのリンクを貼るのも一つなのかな、と。
その辺りはおいおい考えていくつもりです。

とりあえず、夏に向けて色々と進めていこうと思います。
まずは改めて物語をしっかりと組んでいき、どうやって音楽にしていくかを考えていきたいと思います。

昨年は色々とありましたが、得るものも多くあったので
そういうものをじっくりと今年は育てたいと思います。

それでは、今年もどうかよろしくお願いいたします。