『Snow Drop』のはなし(2曲目「世界に無視された花屋の少女」

どうも。
浮月です。

昨日に引き続き『Snow Drop』の曲のコメントという名の言い訳です(お

2曲目「世界に無視された花屋の少女」
位置付けとしてはオープニングのような、あるいは双観 伊鈴のテーマ曲なのかもしれません。
1曲目の意味の判らないモノローグが終わった後、オープニングに入るイメージで出来上がりました。

トリコロという世界に無視された双観 伊鈴。
彼女のいる世界を曲に入れてみました。
1曲目のコメントでも言ったのですが、ここでいう彼女の世界は確かに『トリコロ』の世界なのですが、「原作コミック」の世界ではないのです。

この5曲の中ではエイプリールフールで作った4曲目を除くと、一番最初に着手して一番最後に出来た曲です。
最初のグロッケン(鉄琴)のフレーズが一番最初に浮かんで、なんだか現実感がないこのフレーズはどこかで使えるだろうなぁ、と思いながらもそこからどう展開させるかというのがまーったく出てこなかったのです。
そうこうしてるうちに3曲目や5曲目が出来て、いよいよこいつをどうしよう、となったわけですが、思えばこのフレーズを変化させないでずっとループさせながらも、他の音が動いていることで世界から無視されているのを表現できたら面白いのかなぁ、と考えた結果がアレです。

後、キックが入ってる曲が無くてなんとなく入れてみたらソレっぽくなって、更にブレイク後のオルガン的音色が作り物の世界というか、そんな雰囲気を出してくれて物語の曲というよりも世界観と言うか、やはりオープニングやキャラクターテーマのような曲になって多少はバランスが取れたと思います。
妙にハットが気持ち悪いズレをしてるのは本当に偶然なのですが、いい具合に虚構というか世界とのズレのようなものを感じたのでそのままにしました。面倒くさい結果だろとか言うな。

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