『陽が昇る時、そばにいて』の少し長いあとがき(その4

どうも。
浮月 いのりです。

気を抜くと更新をサボってしまいます……。
さて、今回も冬コミで頒布したにことり小説『陽が昇る時、そばにいて』のpdf版あとがきの内容から、少しだけ加筆修正したものになります。

今回はこの作品を作るにあたって聴いたBGMと、そのBGM元であったスマホアプリゲーム「消滅都市」の話です。
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『陽が昇る時、そばにいて』の少し長いあとがき(その3

どうも。
浮月 いのりです。

前回に続き、冬コミで頒布したにことり小説『陽が昇る時、そばにいて』のpdf版あとがきになります。

今回は、特典として栞を付けたのですが、その栞にはこの長いあとがきや短編のpdfがDL出来るGoogleドライブURLがついておりまして。
そこにアップロードした短編「まほうつかいの服」の話になります。

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『陽が昇る時、そばにいて』の少し長いあとがき(その2

どうも。
浮月 いのりです。

前回に続き、冬コミで頒布したにことり小説『陽が昇る時、そばにいて』のpdf版あとがきになります。

今回は、ストーリーの話になります。

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『陽が昇る時、そばにいて』の少し長いあとがき(その1

どうも。
浮月 いのりです。

一年以上更新してませんでした。

いえ、まぁツイッタ上では毎日のようにつぶやいているのですが。

 こちらで更新していない間に同人誌は3冊出しました。
 5月頃:『星空に、足首まで浸かって』(ラブライブ!サンシャイン!! かなまり小説)
 夏コミ:『静穏、音楽に溶けて』(ラブライブ! うみまき 小説短編集)
 冬コミ:『陽が昇る時、そばにいて』(ラブライブ! にことり小説)

 見事に真ん中に「、」が入ってるシリーズですね。「、」が好きなのかも知れません。
 (思えばその前の冬のりじママ本も『いつか、そこで君と』でものの見事に「、」)

 単純に更新するタイミングを逃したのと、Wordpressって更新すげえ面倒くさいな(単純に自分が知らないだけ)というのもあって、更新してませんでした。すみません。

 かなまり小説はもう無いのですが、夏コミと冬コミの本はメロンブックスさんに委託中なので宜しければ。

 それでいい加減更新しないと何のために鯖代とか払ってんだって話なのでとりあえず直近で出したにことり小説『陽が昇る時、そばにいて』のあとがきを使いまわそうかと(

 本を手に取って頂いた方についてくる栞があるのですが、その中のQRコードに載せたあとがきになります。
 少しだけ加筆修正をしています。後、長いので何回かに分けています。

 後、いつも言ってるのですが、ただ語りたがり屋な自分のまとまりの無い話なのと、本書のネタバレとかそういうのも含んでいるのでその辺りが気になる方は、先に本編を読まれるか、浮月 いのりの言うことだしで気にしないのが勝ちだと思います。

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冬コミ新刊『いつか、そこで君と』のまえがき

どうも。
浮月 いのりです。

 気がつけばまた間が空いていました。
 昨年は同人で春に『落葉上のスキエット』、夏に『8月のカーテンコール』といううみまき小説を出して冬に『いつか、そこで君と』ということまき、及びりじママ(ことりママと真姫ママ)の小説を出したのですが、その話を全くここでしなくなりました。
 時代が変われば(以下略

 さて、その中でも直近で冬コミに出した『いつか、そこで君と』について、まただらだらと話していこうと思います。
 前二つは、まぁ、その、あれだ。頑張る。

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映画『Every Day』を観たはなし

どうも。浮月です。
なんてことない日常ものが大好きです。

映画『Every Day』を観るために新宿にある映画館K’s cinemaへ先日行ってきました。
知ったのはtwitterで、ちょうど一年前の夏コミで出した『それでもわたしはあなたと共に』でかなり多大なご助力を頂いたmasaki kawasakiさんのRTでharuka nakamura氏が音楽を担当される映画がどうやらやるらしいぞ、という話を大分前に知ったのですが、それがいよいよ封切られたわけです。
haruka nakamuraさんに関して言えば思えば自分は昨年の早稲田教会もそうですがクリスマスの京都の演奏会しかり、気がつけばつい先月の大阪の天満教会の演奏会にも向かってしまい、いよいよ広島のチケットも買ってしまってこれはもうPile様のライブのために東京へも行く広島在住の某氏をいよいよ笑えなくなってきたなという感じではあります(

ちなみに映画は1日1回、2週間限定の作品ということで何があろうと行かねばならぬと前売り券を買うくらいの意気込みだったのですが、当日整理券を貰わなければならないと知って当日朝一発目に向かったところ前売り券を持ってくるのを忘れたのも今では良い思い出です(ちなみに後日前売り券で2回目を観ました)

あらすじは公式サイトで観て頂くとして、正直に言うと泣きました。
さすがに最初の回は満員だったのでかなり耐えた方なのですが耐えられませんでした。声には出さなかったですが涙がボロボロと。
映画で泣こう泣こうとして泣きそうになるのはよくあるのですが、大抵耐えれてしまうので(ラブライブとかしかり)あぁ自分もいよいよ自然と感動が出来なくなってしまったんだなぁと思っていたのですが、そうでもなかったようです。安心しました。
ストーリーをご覧頂ければある程度内容は察して頂けるかなぁと思うのですが、もちろんそんな最後も泣いたのですが、何よりも中盤の本当になんでもないシーンでボロボロボロ……と。
自分でもびっくりというか、思い返せば案の定とも言えるのですが。
タイトルにもある通り、ここで描かれているのは「日常」と「非日常」が妙に混じりあって出来た紛れもない「日常」であり、だからこそ「なんでもない」部分がとても琴線に触れてきました。
自分が思わず泣いてしまったシーンもある種「なんでもない」シーンでして。まぁ「特別」と言えるっちゃあ言えるのですがその直前がやはり「なんでもない」シーンなので特にこちらも意識してなくてその分思いきり喰らってしまった、みたいな。
終盤のあるシーンでの長台詞とかもやられました。ああいうのに滅法弱いのですが、その時のお三方の役者さんの演技がまた心に直接触れてきてボロボロボロ……。
ストーリーがストーリーなだけ色々と考えてしまう部分もあるのですが、それを含めてとても静かで綺麗な映画で観た後は本当に「観てよかった……」と思える映画でした。

個人的にはもう公開も終盤ですし(大阪ではやるようですが)、普通にネタバレ込みで「あそこがよかった」「ああなのはやっぱりこうだからなのか」とか言いたいのですが、それ言うとネタバレになるからなぁとか思ってしまう辺りどっぷり良かったなぁと思っているのかもしれませんし、何よりもみなさんに観ていただきたいなぁというのがあるのだと思います。
ここで超盛り上がる!!!! というのは無い映画なのですが、だからこそ何気ない台詞や表情、仕草が刺さる映画です。

とりわけharuka nakamura氏の音楽は最高ですね!!(クソオタ特有の語彙が無い感想
劇場で購入出来るシナリオブックに一部楽曲が収録されたサントラCDも付属されているのですが、ここに収録されている3曲目が本当に好きです。
もちろん1曲目も2曲目も好きです。
特報でも流れた1曲目は映画『Every Day』のメインテーマとも言えるような、なんでもない日常、流れていく日々を表しているかのようですし、2曲目はこの映画が作られるきっかけとなったharuka nakamura氏の『Grace』に収録されている「every day」のインストリアレンジ版とも言える楽曲で、原曲と比較するとどこか寂しさのようなものを感じてしまうのはもしかしたら映画を観てしまったからかもしれません。
その上で3曲目は流れるシーンも相まってとても胸に染み込む感じと言いますか。自分の好きなリバース音が入ってる時点でたまらないのですが、またその情景がとても美しい。光と追憶が織り成す美しさといえば良いのでしょうか。
正直今回の夏に出す新刊の結構山場となるシーンではずっと聴きながら書いてたくらいです。

惜しむらくは他にも劇中で使われた曲があるのですが、それが入ってなかったことでしょうか。
個人的に「Last Sunday」で流れた2曲とかものすごく入れて欲しかったです。
これに関しては何らかの救済といいますか、別の形で聴くことが出来たらとても嬉しいのですが……。

初日の舞台挨拶も観れて非常に満足だったと言いますか、出演者の方々からサインを頂いてしまいました。ミーハーマンこと浮月 いのり。
その上で自分の中では本当にとんでもない事件があったのですが流石にこの場で言うのはやめておきます。
いや、本当にとんでもないことだったんです。というかあのときの自分も相当緊張していたというか、中々やることやるなぁという感じでした。

それで2回目も観たのですが、これは2回観るのが良いと思いました。本当に。
2回観ると伏線がかなり張り巡らされているのがわかると言いますか、色々なシーンの見方が大分変わるのでなるほどなぁとなりながら終盤でドバドバ泣きました。
一番最後は大丈夫だろーとも思ったのですが2回目の威力は伊達ではなくドバドバ泣いてしまいました。
正直初回よりも泣いた感あります。あんまり2回目とかって泣かないものだと思っていたのですがそんなことないですねこれ……。

『Every Day』で単館映画と言えば良いのでしょうか、そういう場所で映画を観たのは初めてだったのですが、距離の近さ等色々と良いなぁと思いました。

夜9時スタートの映画なので案の定終わると一番最後に乗る電車の終電がなかったのですが、それを織り込んでも良い作品でした。
今週の金曜で終わってしまうのですが、最後の日は行きたいなぁ……でも満席で整理券がとれない可能性もあるのでしょうかううむ……。

後2回しかありませんが、機会があれば是非一度でもいいから観て頂きたい作品です。
とりわけ「日常」とか「なんでもなさ」とか、その中にある「愛しさ」「慈しみ」とかそういったものが好きな方には是非オススメしたいと思います。

冬コミ新刊のはなし2と3

どうも。
浮月です。

本当にすみません更新してなくて(白目
この間に色々とあったのですがもはやツイッタしかやってないという有様…。

ツイッタしかやってないとか論外だと言っていた昔の自分ゴメンな(真面目に

そしてすっかり冬の作品の音楽のライナーノーツ、2曲目以降をやっていないことに気付きました。
今更ですね。しかしここ最近更新してないのも酷いものなのですが……。
申し訳ないです。。。

というわけで冬コミ短編集に乗せた2つめと3つめの話、及びその対応曲のあとがき的な話を一気にします。

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冬コミ新刊のはなし1

新年明けてしばらくしての更新で申し訳ないです。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

どうも、浮月です。

冬コミ参加しておりまして…そのことも言ってませんでした。。。
もはやサイトを持っている意味を問われるのですが、なんとかやっていこうと思います。。。

さて、冬コミで出した『半径55センチメートルの音楽』という作品のあとがきとかライナーノーツ的なものをぼちぼちと書いていこうと思います。

今回は短編小説集と栞に各話をイメージした楽曲を収録しました。
栞に、というのは楽曲をdropboxにアップロードし、そのアドレスをQRコードや短縮URLにして栞に載せたわけです。

さて、というわけで今回は最初の話「お弁当の味」と対応楽曲「5:30 a.m.」のはなしです。

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夏コミ新譜『それでもわたしはあなたと共に』のあとがき

どうも。
浮月 いのりです。

夏コミ新譜『それでもわたしはあなたと共に』の最終的なあとがきです。
面倒くさいことぐだぐだ言ってるだけの文章です。

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