どうも。
浮月です。
『Ever Garden』の曲の話をぼちぼちとしていこうかなぁ、と思います。
要するに言い訳タイムってヤツです(
まぁ、コメントをするにしても1曲目と2曲目の順番は『Snow Drop』と変わらないわけですが。。。
なので1曲目と2曲目いっぺんに書きます。
1曲目「モノクロームの空の下」
―あなたは、彼女を覚えていますか?―
詳しい話は冬コミ後に書いた解説を見ていただくとして、結局この出オチ曲を変えることはしませんでした。
やはり前の解説の通り、位置づけとしてはプロローグであり、伊鈴のいる世界を明確に提示する必要があったと思ったわけでして。
そうなるとどうしてもこの曲の位置を変えることは出来なかったわけです。
この物語は、結局の所それ程良い話ではありません(終盤の曲聴くとそんな風ではないかもしれませんが、それはまた後ほど)。
『トリコロ』という世界に名前を与えられた一キャラクターでありながら、原作には登場しない。
むしろ、原作から見れば全く持ってないことになっている、あるいは完全に無視されているキャラクター。
設定資料集というモノクロームの空の下に存在する、双観 伊鈴という存在。
そのキャラクターの居る世界と、心情はやはりこういう曲ではないかなぁ、と思いいじらないで置くと同時に、
もはや海藍先生すら忘れているのではないかと思えてしまう伊鈴という存在からの
強烈な問いかけの意味もこめて、改めて一曲目に置かせていただきました。
2曲目「世界に無視された花屋の少女」
―彼女は、誰も立ち寄らない花屋に居る―
これも主だった部分は冬コミ後に書いた解説とほぼ変わらないです。
位置づけとしてはオープニングのような感じで、伊鈴が普段居る世界(『トリコロ』の世界ですが「原作」の世界ではない)を曲として入れました。
ただ導入部分を少し変えて、段々とフェードインする形にしました。
『Snow Drop』では1曲目のグッと世界が途切れた直後にこの曲が始まるイメージだったのですが
作っていくうちにどちらかというとそうではなくて、物語はゆっくり始まるイメージの方がいいんじゃないか、と思えてきて。
試しに冒頭のフレーズを足してみてゆっくり立ち上がるようにしてみたらいい感じじゃない、と。
以前はいきなり世界が切れていきなり世界が始まる感じが非常に気に入ってたんですがね、すぐに考え変わるもんだ。
でも『Ever Garden』の世界観を考えるとこういう始まりの方が少し優しいというか、これから彼女が体験する物語を上手く導いてくれるような感じがしています。