どうも。
浮月 いのりです。
夏コミ新譜『それでもわたしはあなたと共に』の曲紹介という恒例のやつ。
今回はもう1曲連続してお届けします。
3曲目です。
「街灯の明かりが消え、朝が来る。新しい一日が始まる」
小説:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5098527
音楽(ニコ動):http://www.nicovideo.jp/watch/sm25888950
音楽(サンクラ):https://soundcloud.com/ghworks/goodnight-orange-light
希先輩って夜の国道とかを灯しているあの優しいオレンジ色の街灯みたいだなぁ、と。
後、卒業後に即行で運転免許取ってたら面白いよなぁ、とか。
まぁ、要はのぞえりとかオレンジ色の街灯とか卒業した後の妙な感覚の変化とか終わりがあれば始まりもあるとか東扇島とか夜の海の黒さとかそれでも一緒にいたいという気持ちとか日の出を見るにはいい季節とか春ニカ祭り2015とか昔書いた作品とか設定に無理があるんじゃない?とかこれ帰ったらベッドの上でデーデッデーですかとか。
・・・・・・・・・
この話は幾つかの思いつきとか幾つかの話で出来てまして。
大元は希先輩ってオレンジ色の街灯みたいだよなぁとぼんやり思ったのがきっかけの話、なのですが。
夜の国道とかだとよく見るオレンジ色の街頭ってどうしてあんなにもほっとさせるんだろう、と。
その明るさというか、色味がそっと傍にいてくれるような。そして並ぶオレンジ色の列は道を指し示してくれているのかなぁ、と。
同時に暗闇にぽつりと浮かぶオレンジ色の街頭はどこか寂しげでもあるようで。
無理やりかもしれませんが、その孤独と内包された優しさは希な感じもするなぁ、と。
オレンジなら穂乃果だろって話ですがまぁ、ほら、ね?
丁度卒業シーズンだったのもあり、卒業って離れ離れだよね。
でも、のぞえりって多分お互いが一緒にいようと思えば多分いれるよね。
どっちも妙に、卒業したら高校みたいな感じではいられないってうっすらわかってるけれども。
どっちもその一歩がいまいち踏み出せていない、というか。
そんなじれったさを感じながらも、その一歩をどう踏み出させるかな、と考えて作ったりなのですが。
最初は夜でもちょっと違う感じの話で、のぞえりが夜の国道をぶらぶら歩く話でして。まぁその国道は作中にも出てきた道路なんですが。希先輩が車が走ってないのをいいことに国道に寝そべるなんて話でした。
でもそれじゃ全く進まなくて暫く置いていたのですが、暫くして春ニカ祭り2015がそろそろ開催されるぞ、と。
実は自分も気になっていて出来れば参加したいなぁと考えていたので、希先輩云々は置いておいてオレンジ色の街灯をイメージした曲にしよう、と。エレクトロニカっぽいし。
そのフレーズがパンするエレピの音なのですが、作っていてやはりその先が上手く出来ない。
さて参ったぞとなった所でふと思い浮かんだのが東扇島東公園という場所でして。
自転車でたまに真夜中に行くのですが、対岸にある工場の煙突からゆらゆら昇る炎や、視線を変えると光が全く無い海が凄く印象に残るんです。
そこを舞台にするか、となった時に更に浮かんだのが昔書いたオリジナルの小説で。そこでは埠頭の波止場で真夜中に女の子二人が話し、朝を迎えるシーンがあるのですがそれを借用しようと。自分の作品なのでどれだけパクったって構いませんし(
そこから小説と音楽が一方進んでもう一方進んでと交互に進む感じで出来上がりました。
音楽の最後の波の音は小説の最後のシーンで闇が終わって朝が来て、波の音もはっきりと聴こえるくらいになったイメージを出したつもりですし、日の出の場面は音楽の朝が来た部分のストリングスを聴きながらイメージしたりと個人的には相互に影響しあった作品でした。
書きながら卒業後は劇場版で車の合宿なんて行けねえだろとか色々有るのですがほら、まだ劇場版やってないし!
こんな話ありなのかなぁと相当悩んだのですが、これ、、、二次創作っすよ。。。(^_^;)という金言に助けられました。
「connecting with you」に比べると評価はされなかったのですが、色々な方とも知り合うことが出来た作品だったので書いて作ってよかったなと思います。
後、どうか皆さん曲の方も聞いてやってください……!(土下座
どうも。
浮月です。
あけましておめでとうございます。
本年もどうか、よろしくお願いいたします。
さて、冬コミに出した新譜のライナーノーツを順次出していきます。
インスト曲なので、聴いてる方の創造というか、そういったものを阻害する可能性がありますので、
それを了承の上で読んでいただければ幸いです。