ふ!
浮月です。
学校によっこいしょと行く。
登校中の電車内で『さよならピアノソナタ (AA)』を読了する。
非常に面白かった。テンポが良く、ほとんどのキャラがしっかりと立っていてコメディとシリアスのバランスが絶妙。
ストーリーはボーイミーツガール物だから好きな人には本当にお勧め。
ただ、中身が濃い。
タイトルから推察できる通り、クラシック系統はもちろんのこと、洋楽にギターやベースに関する話もバンバン出てくるのである程度全体的な音楽の知識がないと、置いてきぼり食らった感覚でつまらなく感じてしまう恐れあり。
クラシックだけ得意でもダメだし、洋楽だけ得意でもダメなんだよなぁ。
ショパンの『革命』とか『別れの曲』、ヴィヴァルディの『ヴァイオリン協奏曲第一番』ってか『春』や、ベン・E・キングの『Stand by Me』とかはすんなり判ると思うんだけれども…。
フランツ・リストやパガニーニのヴァイオリン協奏曲とか流石に濃いぜ…。
自分も名前は知ってるけど曲が出てこないのが上の二つとかそうだし、結構あった。
まぁ、そんな知識なくても純粋に面白いとは思いますが。
逆に知識がある人にとってはかなりイメージが掴みやすく、読みやすい話であることには違いない。
また、ギターやベースとかやってる人も楽しめるはず。特にベーシストは読むと良いよ。
ベースっていいなぁ。って素で読み終わった時思ったしね。
これで真冬がショパンのスケルツォ第二番とかギターでやったら俺は泣いたんだけどなぁ……(色んな意味で
次巻が出るなら真冬に弾かせてくれないかなー(お
多汰美分が猛烈に足りない……

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