音と歌と

ふ!
浮月です。
・しあわせなひととき
高校時代の友人が出ている大学サークルの演奏会に行く。
向かうは新宿の東京厚生年金会館。若干遅れるかと思いながらも無事間に合う。
恥ずかしい話だけれどもグリーってよく判っていなくて、男声合唱と会場で知ってはへーとなったのは内緒の話。
パンフレットを見ながら、本当に小田和正が来るのかーとある種の感動を覚える。早稲田卒だったのね。
それと同時に、生のアーティストって見ないよなぁとも。ただ単に自分が見に行かないだけなんだけれど。
開演すると男声の持つ力強さ、勢いにワクワクしてくる。
自分も高校時代はそれなりの男声の強さを持っていたし、合唱祭だってそこそこは出来た人間だと思っているから、ああ、こりゃすげーな。と。
何が凄いって、声量も技術も凄いけど、心地よく聴ける。
自分の中では、合唱は声を大きく出せば良いものでもないし、ハーモニーだって合わしゃあいいもんじゃないと思う。
集中力を最大限出しながら、余裕を持って歌うのが大事だと思ってる。
もちろん声量も、技術も、ハーモニーも大事だけれども。でも、酷く疲れる、あるいは余裕が無い歌を聴くと本当に疲れるしこっちが息苦しくなってくる。
そのバランスが絶妙でとても良かった。
そしてその友人がまさか寸劇であんな仕草をするとは…。なんとまぁ立派になって(←
と思いながら、小田和正氏登場。おおー、テレビで見た通りのような人だ(お
彼が作詞作曲した合唱曲を、彼指揮で歌った後、彼もグリーのメンバーと共に歌った。
あーやっぱ小田和正はすげーなーと思った瞬間。マイクも無く、声量もそんなに大きくないのに、一人で歌ったあの存在感は真似できるもんじゃない。
彼が退場した後も、グリーの演奏は続くのだけれども、あー合唱っていいなぁ。と。
自分は所謂、練習とか、勉強する事が嫌いな人間の部類に入るので無理だよなぁと思いつつも、やっぱり何処か羨ましい気持ちを持つ。
どっかしらでガキ以下の頃から音楽に触れていた影響なんだろうな。
演奏が終わってかき揚げを買って帰宅。今に至る。
何はともあれ楽しかった。素敵な演奏でささやかなしあわせを得たような感じ。
演奏会の行き帰りに『さよならピアノソナタ』を読んだのも、何だか不思議なつながりに感じてしまう。そんな一日。
+本棚に色々追加。
playbeatさんに『哀愁のコリゴリラ』の譜面が追加!
ゴチさん好きならやるべきであるあるあるある(残響音含む
+イラスト
桃雪娘さんのblogに初音ミクと鏡音リンがっ!
見逃してたorz
以下は愚痴。というか猛毒。主にマナーの。


演奏は素晴らしかった。
ただ、二つ左の席にいたジジイのマナーは最悪だった。通路を挟んだ右隣の席のジジイも若干そうだったけど。
左隣のお姉さんは素晴らしかった。俺が見習わなきゃなーと思った位だし。
それにしても、そのジジイは卒業生なのかわからねーけど、校歌を歌ってるときに呟くように歌ったり、演奏中にパンフレットを見たり(パラパラ音が鳴るんだよカス野郎)、よりによって小田和正氏が合唱に加わって感動的な時にそういうことをするとかね。本当に迷惑だった。
そして何だかアンコールの四分の拍手に、なんでしなきゃいけないの? 的な態度で一人だけ裏打ちで拍手したりとか。
今すぐ全観客の目に見える場所で謝罪して腹切って死ねって。本当に思った。
もうね。せっかく素晴らしい演奏会だったのにね。そこだけは本当に残念。

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