色々とキツかったですが、無事に三島に着けたわけです。
1日目
9時出発予定が30分遅れでのスタート。
練習は一度のみだったので、中々漕ぐのに慣れなかったり信号の渡り方(矢印は自転車でも行けるのか)等で時間を食う。
途中、ロードレーサーに乗ったお兄さんが自分を追い越したんですが、信号も矢印で渡ってたりしていたので後を追いながら物まね。
1時間に10分程度の休憩という風に教わったので、出来る限りそうするように心掛けて1時間後に東神奈川駅近くの反町公園で初休憩。
団体みたいなのが変な踊りしてたんだがなんだったのだろう……
その後出発。
実はこの時点で国道一号線を外れていた。そんなことも知らずに旧東海道を進んでいく。
そのまま普通の道を走っていると保土ヶ谷駅に到着。そのまま通り過ぎて道なりに進む。
ここで失敗。進んだ先が東海道ではなくて一般道で、岩﨑町の猛烈な上り坂を無駄に上ることになる……
何か違うと感じた自分は携帯のGPSを使ってなんとなくの場所をつかんでリカバリ。
箱根駅伝でも出てくる権太坂を何とか登り、どんどんと進んでいく。
歩道が無い道もあったりで、後ろを通る車にビクビク怯えてたりしてたんですが、段々と慣れてきたり。
順調に進んで、戸塚付近の中華そば屋でご飯。普通の中華ソバなのにウマー。
昼食も済み、ダイエーや西友で補給しようと思ったけどそのまま藤沢まで行ってそこで補給しようと画策。
30号線⇒467号線を通って藤沢のOKストア(←)でビスコとかを補給。
また、ユニクロでライダースジャケットを2000円で購入。セールだったのでちょいと得した気分。
補給後は湘南沿いを通る130号線に向かうため一般道を適当に走る。
こういうのが無駄なんだろうな…でも、良い雰囲気。
がっつり走っていると潮の香りがしてくる。130号線に到達したのだ。
目の前に広がるのは大きな海、聞こえるのは波の音。
左手には江ノ島が見えて、何だかんだ遠くに来たことになる。ここで小休憩。
水分補給などをしたら一気に130号線を走る。
車も意外と少ないし順調に進んでいくので少し寄り道。
さらなる海岸沿いのサイクリングロードを走る。左に心地よい波の音を聞きながらどんどん進む。
大磯手前、花水川橋過ぎでちょうど一時間が経ったので休憩する。
左手を見ると江ノ島がより遠くにより小さく見えた。右手は段々と沈み行く夕日が雲の切れ端から差し込んでカーテンのように見えた。
海には伝説のビッグウェーブを待っているのか、サーフィンするお兄さん達が沢山。
ビスコ食いながら、素敵だな。と思う。
同時に次の小説のアイデアが浮かんでくる。自転車物で行こうと思います。
そして再び第一目的地の国府津近くにある”コロナの湯”へと向かう。
大体着いたのが六時半頃。コロナの湯は中々の安いお値段でじっくりと体を伸ばすことが出来ました。
大体二時間位いて小田原に向け出発。
しかしここで道に迷う。中々小田原に着かない。
何とかして小田原に着いたのが10時過ぎ。西友で翌日の箱根の準備としてアクエリアスのパウダータイプやカロリーメイトを買う。
その後吉野家で牛丼を食って宿泊予定のネットカフェへ。
ネットカフェの場所はわかったものの、駐輪場が見つからず立ち往生。交番には警官はいないしどうしたもんかと考えながら、携帯で何とか検索かけて発見。ネットカフェに入れたのは日付が変わってから……
ネットカフェは中々いい環境だったと思いますが、アイマスク持参してなかったので眠れませんでしたorz
目は閉じてましたが……そして箱根を迎えるわけです。
・二日目
6時半ごろ出発。
吉野家で飯を食ってすぐに箱根湯本へ。到着約8時。
途中の旧街道の分岐地点で国道一号線を選んだのが間違いの始まりか。
坂を上って直ぐに車体の重さ含めてペダルが回らない。たまらず下車。自転車を手押しで歩き続ける。
歩道が無いから隣を走る車とかが地味に怖かった……
ただ思ってたよりも車の通りは少なかったかな。
いずれにせよとにかくキツイ。
九月じゃない暑い気温に直射日光が体力を奪い、汗はだらだら。Tシャツはぐっしょりと、まるで水を被ったようにびしょ濡れ。
荷物を積んでいるので車体が重い。それが更にきつさを増していく。
重いと全く漕げない。斜面も急だしカーブも急。
おかげで何度も何度も斜面カーブばかりで、越えた先に見えるのは同じ様な急カーブ。いつになったら…いつになったら…延々と続く。
先が見えないのも辛い。見えればある程度検討は着くのだけれども、見えないからどこで終わるのか見当もつかない。
後ろを向いてもさっき通ったカーブしか見えないので、ここまで到達したという実感が全く無い……。
それでも隣から聞こえる川の音や、木陰に入ったときの涼しさは気持ちよくて、休憩しながら先に進む。
一時間かけて9時ごろ大平台駅に到着。一時休憩。このくらいしか進まないのかと思いながら、水分補給にカロリーメイトを食べていざ再出発。
宮ノ下まで同じようにして歩く(もはや漕ぐではない)。
またもや山道(当たり前だけど)、一歩ずつ確実に進む。
宮ノ下のローソンで水を補給して更に進む。勾配が少なそうな所は可能な限り漕いで、その他は歩くという作戦に出る。
宮ノ下辺りから段々と民家やホテルが見えてくる。だけれどもキツさは変わらない。
大平台から一時間半かけて、何とか小涌園ホテル前に着く。懐かしいなぁ…ここ小学生くらいのときに来たっけ…と思いながら、当時の自分は間違いなくその10年以上後にこんな風に来るとは思っていなかったはずだ。
小涌園近くのファミマで補給しようと思ったが、スルー。
勾配が少ないストレートでは自転車に乗って距離を稼いだのもつかの間、一気に勾配がきついカーブでまた歩き。
流石に辛くなってくる。なんだかんだで8時からのスタートで休憩時間含め4時間こうして自転車を押して歩いている。
11時ごろ、パイプのけむりというホテルの前でビスコ食いながら休憩。頭の中でゴマエーゴマエーと流れるのながらぼけーとしていると、ママチャリ(!?)を押しながら自分の前を通り過ぎる女性が!
うっへーと思いながら、同じ道を通ったのかなと思う。地元民ならまた別なんだろうけれども。
休憩後、彼女の後を追いながら進む。
今度は彼女が休憩に入ったようで、自分は彼女を抜かしてぜぇぜぇ言いながら先を行く。
ここから先はもはや意地というか、気力勝負。
頭の中で「ここまですることに何の意味があるのか」とか色々ネガティブっぽい考えも。
意味を見出すとすればこれは試練なわけで。あるいは自分の決意の真偽を確かめるもの。
引き返せば決意なんて偽者のゴミに過ぎない。でも、そんなことはないと示すために登っていたのかもしれない。
だけれども、体は正直で足も中々速く動こうとはしてくれない。サイクルメーターの表示速度が3km/h台とかがざらとか何だよ……。
何度もきついと思いながら、芦の湯まで後1キロと見えた時うおおおおお!!と気合が入る。
一歩ずつ確かな踏み応えを感じながら進み、ついに芦の湯地点到達。下りがあって興奮。その先にまた登りが見えるけどそんなの関係ねぇ!な感じで一気に漕いで下ってスピードをつけて登りも登る。
そして登った先に見えたものは……
国道一号最高地点!!11時34分着。
8時に箱根アタックしたので、約4時間30分ほどのヒルクライムというわけでした。
休憩を抜かしても約4時間…自転車を押しながら歩き続けたのね。。。
874mらしいです……そんなに登ったんだね。
もう今までの疲れや、辺りは車ばかりで大声で叫んだって誰も聞こえはしないだろうと頭がオーバーヒート。
「箱根のみなさーん! うたわれるものですよ~~~~!!」
と叫んだのは疲れてたからだと思います。まともな頭だったら恥ずかしくて言えない(苦笑
でも本当に嬉しかった。俺は勝ったんだ!って思ってしまった。本当の目的を達成したわけではないというのに(苦笑
その後はダウンヒル。4時間以上かけて登ったんだから下りはもう気持ちが良いという以外の言葉をどう探せと。
今までも疲れも一気に吹き飛ぶかのようなダウンヒル。芦ノ湖に着いて、箱根神社へと向かう。
箱根神社で旅の無事と最終目的の成就を祈り、交通安全のお守りを買う。
昼食を食べようと思ったけど、皆高そうだったのでそのまま道の駅へと向かう。
道中再び登りに入る。また歩きかぁ…とため息をつきながら歩く。
森のふれあい館前を歩く途中、車が何度か通り過ぎた時にふと思う。
静寂。車が走り去った後は特に感じる。
聞こえるのは自分のはぁっはぁっ…という息遣いだけ。
道の駅でソバを食べて更に進む。
そしてついに静岡との県境。残りは言わばずっとダウンヒルのターン!
この瞬間が一番凄かった。
今まで苦労して登ってきたからこそ、このダウンヒルの爽快感は本物になるんだろう。
時速は50km/hを越えた瞬間もあってびっくりした。急いでブレーキ使って40km/hに落としたけど。
それでも平均35km/hは出てたわけであって。風をもろに受ける感じ。でもそれがまたたまらない。
アオバ自転車店とかでも「まるで放たれた矢のように」とか表現するけど本当にそう思った。
それに景色が凄くいい。目の前には三島の風景、周囲には田園風景。それを高い所から見下ろせるのは凄い。思わず一旦止まってしまったくらい。
その後も順調に風を切りながら下っていく。段々と気持ちよくなってくる辺りが怖い。
下りきって三島に到着。少し道に迷いながら実家に着いてシャワー浴びて飯食って昼寝。
そんな感じです。
とにかく二日目がいい意味でも悪い意味でも強烈だった。
箱根ってやっぱり凄いわ。正直なめてた。
でもまぁ、ここで旅が終わりというわけではないんですよ。
あくまでここは通過点。まだ最終目的地の半分も行ってないわけです。
目的地に着いても、目的が叶うかはまた別の話。
やっぱり怖い。
箱根を越えたからこの気持ちに嘘はないのは判ったけれども。
今日も一日滞在予定。じっくり休んで帰りの為に輪行の練習もしなければならないので。
本当は帰りも自転車で帰りたいんですがね……流石に出発が遅すぎた。
または月曜日の授業で課題提出がなければ木曜日までふけて(←)金曜日授業からでいいやになれたんですけどね。
いずれにせよ10月の1日から学校なので、行ける所まで自転車で後は苦肉の策で輪行することになるんでしょう。バスか電車かは判りませんが……。
+今日のトリコロ
◆>Black and Whiteさんに制服八重ちゃんとななせがっ!
トップ絵にはにわちゃんとななせが。http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10012508697.html
◆総裁選討論会・拉致を問われ動揺する福田康夫
【参考:】>【安倍総理大臣辞任】 福田康夫ってどんなヤツ?まとめ(再掲)
ご遺族wwwwww久しぶりに笑った。こんな判りづらい言葉しゃべる奴総理にすんなよwwwwww
テレビじゃあまともにしゃべってるように感じるけどこうだもんな。でもきっとこの発言はテレビじゃ報道しない。
本当に何でみんな福田って言うんですかね。テレビ見てしか考えられない奴ら大多数の弊害。