人の顔や名前、誕生日や電話番号を殆どと言ってもいいほど覚えない子なのですが、はっきりと記憶に残っている日と言うのが幾つかあります。
5/31:自分の誕生日
10/10:親友(と俺は思ってる)の誕生日
12/7:今でも大切な人の誕生日
12/20:妹の誕生日
両親の誕生日も覚えてる事は覚えてるのですが、曖昧だったりするんですよ。
酷いもんだよ。
つい最近、6月30日が記憶に残る日になりました。
自分にとって6月30日って色々なことが重なった日であって。
1.6・30事件
自分の萌え属性と自分がどういう存在を欲しているのか、というベクトルをはっきりと決定付けた日と言っても過言で無い日。
それと同時に高校時代をああいう風に過ごす事を決定付けた日。
それ以前からその兆候や基礎はあったんですがね。
小学校の頃に見た『センチメンタルジャーニー』がいい例。
ちなみに6・30事件はマイミクの中でもごく一部の人しか知らないし、教えるつもりも無いのですが(苦笑
今思えばすげーくだらねーよなーと思いながらも、相変わらず憧れるんですよ。ああいうのに。
あ、多汰美は何度も言いますが例外です。
彼女は本物であり本質(←
2.高校時代、部活の後輩の一人の誕生日。
つい最近知ったんです。ごめんね(←
でもこれでこいつの誕生日は忘れる事はないでしょう。間違いなく。
3.親しい知人である名無し猫さんのターニング(?)ポイント
偶然にも6・30事件と同じ年に起こったとかね。もうね(苦笑
調べててその事に気づいたわけで。何てこった!みたいな。
4.そしてその猫さんが亡くなった日
猫さんがバイク事故で亡くなった日。去年の出来事です。
あれからもうすぐで1年経とうとしているのが不思議なくらいで。
猫さんに関するエピソード。
旧サイトの頃からのトリコロ関係者の方々で知ってる方がいると思いますが、一度だけ自分がトリコロの多汰美を中心とした半二次創作の小説(未完)を書いたことがあります。
半二次と言うのはオリキャラをぶち込んだから。そうしないとやっぱり書けない(苦笑
んで、ある程度書いて猫さんに広島弁などの校正を頼んだんです(猫さんは広島在住)。
その途中、あるキャラがバイクで事故るという話を考えていて、実際にそう起こりうるか聞いてみました。
「そりゃあ、頻繁に起こりうるよ……」
彼はそう言いました。
まぁ、バイクに詳しい猫さんが言うのだから間違いないのだろうな。と普通の人に比べて説得力はあったのですが、それでも漠然とだったんです。
去年の七月に猫さんがバイク事故で亡くなったことを知り、皮肉にもそれが本当に証明されてしまう形になってしまって、あの時の会話がふと頭に響いたのが今でも残っています。
あの時、台風が来ていようが行けばよかった。何度思ったことか。
こういう重なりって滅多に起こるもんじゃあないと思うわけで、6・30事件と言う言葉が色々な意味を帯びるようになったような気がします。
祝福すべき日であり、はっちゃけた日であり、そして寂しい日。
ただ、今は祈る。
自分はまだ、こうして生きています。