由比に行く

どうも。
浮月です。
4月27日
静岡は由比という町に向かう。
以前から行きたいと思っていたがついにそれが叶うことになった。


ことの始まりは、その日が晴れていたからだ。
翌日は雨模様、その次からはどうやら出かけられそうもない。
そうなってくると今日しかねえ! となり出ることに。
しかし戸を開けると雨である。
まさかー。と思いながらも、仕方ないので出発。
傘をさして駅に向かい、由比の駅に着いた時にはすでに青空が出ていた。
そんなものなんだろう。
とりあえず由比でしたいことがいくつかあって、
そのうちの1つが桜えびのかき揚げを食べることだ。
由比と言えばさくらえびである。
そんなことを思いながらも桜えび街道(だったと思うけど)を歩く。
歩いていると、そういえば昔はこの道を通ったんだろうなぁ、と思い出がよぎる。
あのころはこんな風景を味わう余裕すらなかったけど(何しろスタートから巻きの状態であった)。
昔ながらの面影が残っている、と言えばいいのだろうか。
歩いていると、野菜や日用品などを載せたトラック(と言えばいいのだろうか)が家の前に止まっていて売っていたのを見たときにはびっくりした。
僕は移動パン屋に関しては見たことがある。
現に幼いころに移動パン屋さんでウィンナーロールとか、そういうたぐいの菓子パンを買った覚えがある。
だがこの移動スーパーと言えばいいんだろうか。なんというか一回りして新鮮だった。
そしてさくらえび、しらすの街だけあって専門に取り扱うお店も多い。
というか外観が普通の家なのに「桜えび丼あります」というところもあったりと中々。
しかし歩けど目当ての飯屋が中々見つからない。
もう一度調べなおしてみると、どうやら家のわき道を通り、一旦砂利道を通ることで線路をくぐり、国道に出て、その先にあるらしい。
ゼノギアスか。と思った僕も僕だがそう書いてあるのだから仕方ない。
書いてある通り進んでみると本当にあった。
中はカウンター席のみという感じで雰囲気はすごく良い。
僕は桜えび定食のようなものを頼む。
出てくると生の桜えびに桜えびの和え物や桜えびのかき揚げにご飯にそばがついてきた。
というわけである種、桜えびのかき揚げ丼を桜えびのかき揚げそばを食べることが出来るわけだ。
しかし桜えびが非常においしい。
かき揚げはサクサクしているうえに油っこくない。香りはとても香ばしくて桜えびの塩?をかけるとさらにいい。
満足で飯屋を出て蒲原まで歩くことに。
途中、東海道広重美術館というところに入ってみる。
弐寺では東海道53次のステップアップもあるし、何より由比は宿場である。
自転車では四日市までしか走ったことはないが、そういう意味でも興味はある。
入ってみると案の定人は少ない。けれども中々面白いものが見れたと思う。
それぞれの宿場の知らなかった名産とかエピソードとかを知ることが出来た。
いつまで覚えているかわからないけれども、何かの時にふと思い出すかもしれない。
その後蒲原までただひたすら歩く。
道中コンビニなどないので自動販売機で烏龍茶を買ったり。
そんなこんなで蒲原駅に到着後、電車を乗り継ぎ帰宅。
何だかんだで歩きまくるのは久しぶりだったので疲れた気がする。
ちなみにお土産で桜えびのちくわ(桜えびが練りこまれているらしい)を買ったのだけれども、おいしいのだろうか?

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