偶然なのに関わらず

どうも。
浮月です。


ここ最近になって過去を思い出させることが多く、どんな顔をすればいいのやらわからないことが多数。
まずは近くのゲームセンターに、旧作として弐寺はGOLDが入荷した。
中身は当時のままだから、当時の筐体トップなどがそのまま残っていることになる。
もちろん僕も「Think of me」とかに懐かしさを覚えながらプレイするわけだ。
GOLDと言えば、僕が初めてDP十段を取得したバージョンかつ、色々と身近にも思う事があったからとても印象深いのだ。
そんな感じで曲を選んでいると現行機種では削除されている「The end of my spiritually」があったのでプレイした。
そこで筐体トップに現れたカードネームを見て僕は笑った。
DSGH-T
それは、ほんの少しの間だけ僕が使っていたカードネームだ。
僕がTATAMIというカードネームを変え、似ているカードネームにすることでしあわせだったあの頃のカードネームだ。
幻影だと思うけど、あの頃の僕がSUD+の調整をしている姿を感じた気がした。
僕も手探りで(GOLDはSUD+における白数字はあったが緑数字はまだ実装されていなかった)SUD+を調整した。
懐かしい曲。懐かしい譜面。
当時の記憶をうっすら思い出しながら、昔の僕に楽しいのか? と問いかけているような。
昔の僕から<越せるんだよな?>と言われているような気がしながら。
曲が終わると当時の彼のスコアを僕は抜かしていた。
どこか遠くで、僕が笑った気がした。
でも、なにか大切なものを失った気もした。
その後あるラーメン屋に入る。
待っている間ふと聞き覚えのあるギターのイントロが聞こえてきた。
先のこともあって体中に電撃が走るようだった。僕はこの曲をはっきりと覚えている。
エンリケ・イグレシアスの「Hero」だ。
何度か言ったと思うが、この曲は僕が”ネットラジオ”を始めて聞こえているかどうか、相手に伝わっているかどうか確かめるために流した曲だ。
何故この曲なのかはもはや覚えていない。
当時は音声を配信するのが精一杯で、回線自体がまだそんなに良くはなかったから聞いてもらう方も中々つながらなかったりだった。
だからこそ、初めて聞こえたという反応があった時はとてもうれしかった。
この曲はいわば僕にとっての”ネットラジオ”の始まりなのだ。
ネットラジオを通して沢山の人と知り合ってきた。
猫氏と毎年6月30日に祈るあの人ともそうだ。
あれから10年近くになろうとしているのか、とラーメンを食べながら思ってしまった。
以前、猫氏のお宅にお邪魔した時、当時の彼女さんが僕に対しておでんを作ってくれたらしいのだが、彼女はそれを焦がしてしまったらしい。
その焦げた香りも、もうどうも思い出すことが出来ない。
ここ最近の夜の香りも苦手だ。
とりわけ最近の雨上がりの湿り気を帯びた空気は、特に。

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