ふと、自分の昔を知りたくなって、過去の遺物(そう名付けた旧サイトの日記フォルダ)を開く。
2年前の自分は、何をしていたのだろうと、2年前の日付の日記を読む。
ああ、そうか……
2年前のちょうど今。自分はサイトを一時閉鎖していた。
いや、正確にいえば一時閉鎖から復帰したての頃だった。
…そして同時に、今の自分が当時批判していた人になっていることに気づいた。
…なりつつあるのか。どっちなのかは判らない。
ただ、あの時の自分は「高校時代は最低だった」の、二次か三次の波の時だった。
あの時の自分は、相当(自分の中では)切羽詰っていたんだと思う。
それを必死で何とかしようと、自分の口から出していたのかもしれない。
口から出すことによって。少しは良くなるかもしれないから。
吐き出す場があるのは、幸せなことだったのかもしれない。
文章を読みながら、そう思ってしまった。
……今の自分は、あいつにとって、昔の俺が批判をした
あの時の彼女のようになってしまっている。
人の気持ちを判ろうとする努力をまず君は知るべきだ。そして
人と同じ目線に立って物事を考えるということを知るべきだ。
あの頃の自分の言葉が、今の自分の心を静かに突き刺す。
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