どうも。
浮月です。
いきなり知人から、笑ってこらえてのダーツの旅風に「海藍アンソロ本、作ってみよー」とか言われたわけですよ。
なんだよそれ、と思いながらも「マジ今作ったら神だってぽぽぽぽーん越えだって」とか言われちゃうもんだから「そっかー、神かー俺も愉快な仲間でぽぽぽぽーんだな」なんてマジで思っちゃうわけですよ。
まぁ確かにそろそろいいんじゃないかな、と。時期的に。
何だかんだ言って「けいおん！」とかの萌え四コママンガブームの礎を作ったのは海藍作品とりわけ「トリコロ」辺りだと思うんですよ。ああ、もちろん植田まさし先生はむしろ別格ですよ大地讃頌ですよ。ははなーるーだいちーのー、あ、もういいですか。
まぁ気がついたら「けいおん！」が一人勝ちだった訳ですが。コミケのスペース的な意味で。あずにゃんぺろぺろ。でも僕はむぎちゃんが一番好きです。
ブームがブームできららが爆売れなのは（＾o＾）＜私が証明です！（byけいおん！）　なんて、なんちゃらジェミーばりの発言は否定できないし、最近のナウでヤングな子たちはそうだと思うのでしょうが、やっぱり大元のきららが売れた理由って「トリコロ」だろーとかおっさん思うわけですよ。
だからもう一度こういう作品あったよね。と。
「トリコロ」って作品あったよねあの頃のきららも相当盛り上がってたよねと、そういったものを改めて思い返せるような、そんなものが作れたらな、と。
んでアンソロですよ。合同ですよ。
合同と言ったら僕ですよ。何年トリコロ関係を専門とした捕捉サイトをやってるとお思いかですよ。
YOU描いちゃいなよとジャニー社長みたいなことを言って描いてもらえる人を僕は、恐らく、他の人よりかは知ってるかもしれない！　とか自惚れて自爆でちゃらっちゃらっちゃ～～ん（すーぱーひとし君が没収される音）にならないように、と思いながらも必死でお願いですよお兄さんチキンのヘクソ野郎なのに。
今は亡ききら☆とりの初期の大手の皆様の他に、このサイト捕捉している海藍関係のイラストを描かれている方にもお願いいたしました。
その中では同人誌を作ったことがない方も何名かいらっしゃいます。
なので、正直、古参だけが参加している内輪だけで盛り上がれる作品を越えたと思っています。
ある意味アンソロは、内輪盛り上がりの作品ですが、皆様からの愛のある作品を見て知らない人が読んでも読み応え抜群なんじゃないかな、と。
海藍作品の凄い所は単なるキャラ萌えだけじゃなくて、ストーリーもかなりしっかりしているわけであって。
しかも単なる日常的なストーリーのはずなのにそこにしっかりとした物語と言うか、芯を感じ取れるわけです。まさにアルデンテみたいな、いや違うか。
このアンソロに参加して下さった皆様はそういった部分もしっかりと込めているところが恐れ入ります。やっぱり間違いなかった、何がだろうね。
こんな人間の突拍子もない企画に参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。愛しております。
僕がトリコロに出会ったのはまだ僕が高校2年生の頃、夏コミのTFTビルにあるミニストップでですが、あの時の言葉に出来ないような「出逢い」を、この本を手に取った皆様が感じとって頂けたら。あるいは、思い出していただけたら、これ以上ない幸いであります。
それでは、海藍先生への愛が込められた作品をお楽しみ下さい。
後最後に。
僕は本家もちゃんと読みたいなぁ（台無し
浮月　いのり

4月1日。
えいぷりーるふーるに記す（お