夏コミ新譜9曲目「音楽が生まれる時」のはなし

どうも。
浮月 いのりです。

夏コミ新譜『それでもわたしはあなたと共に』の曲紹介。
海未と真姫が想いを伝え合い、一つの音楽が生まれる。
そんな9曲目です。

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夏コミ新譜8曲目「本当の想い、伝えるべき想い」のはなし

どうも。
浮月 いのりです。

夏コミ新譜『それでもわたしはあなたと共に』の曲紹介。
製作時、物語と合っているか常に不安になっていた、恐らく誰もがこの場面のイメージと思っていないのではないだろうな、と感じている。
そんな8曲目です。

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夏コミ新譜7曲目「にこりんぱな来襲」のはなし

どうも。
浮月 いのりです。

夏コミ新譜『それでもわたしはあなたと共に』の曲紹介。
アルバムの中でもタイトルが抜群に浮いているけれどもこの作品のギミック(小説が海未視点で音楽が真姫視点)を説明するのに一番役に立ってくれた。
そんな7曲目です。

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夏コミ新譜5曲目「雨の残滓」のはなし

どうも。
浮月 いのりです。

夏コミ新譜『それでもわたしはあなたと共に』の曲紹介。
どうもこの曲が好きと言って下さる方が何人かいらっしゃった。
そんな5曲目です。

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夏コミ新譜3曲目「教会の庭」のはなし

どうも。
浮月 いのりです。

夏コミ新譜『それでもわたしはあなたと共に』の曲紹介という恒例のやつ。
今回はもう1曲連続してお届けします。
3曲目です。

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「Backflow of time」のはなし

「「うちを入れて9人や」が幾層も繰り返された過去の経験から、決死の覚悟で言った言葉なら――」

http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5117208

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 その日はエイプリールフールということでエイプリールフールなら好き勝手書いてもいいだろう、と。
 丁度「Goodnight orange light」自体が個人的に書いてもいいものなのかと悩みながら、それなりに評価も頂けたのもあってちょっと妄想を垂れ流そう! と。

 インスト曲からイメージを受けやすい人間なのですが、とりわけ音ゲーの曲からも色々と話が出てきたりしてしまいまして。
 beatmaniaIIDXの新作の「ChronoDiver -PENDULUMs-」なんてその最たるものだと思うのですがね? 今作の方がずっと厨二臭いとも思ってるのですが。
 この一ヶ月前にはもう既にそんな妄想は出来上がってまして、こんなツイートしてるんですよ。
「二人の同級生を救おうと何度も同じ時を繰り返しやっと二人を救う手立てを見つけたのにまた同じ時を繰り返し、彷徨う中救うべきは二人ではなく三人いることに気付く東條希の「Chrono Diver -PENDULUMs-」」

 最後の鐘の音と時計の針の音がどうもループ物のように思えて、また音楽自体が持ってるエモーショナルな雰囲気は希先輩の心とにこ先輩の持つ強さのような印象を感じまして。
 希先輩ってあの二人を放っておけないと思うのですが、自分に関してはおざなりもいいところで、だから最初はμ’sに自分は入らなかったんじゃないかなぁ、とか、そこから実は何週も繰り返して初めて「うちを入れて――」って言えたんじゃないのかな? って邪推したらこれがまた面白くて。

 後はこれから話を膨らませるだけなのですが、なにぶん作ったのが数日前でひぃひぃ言いました。
 そもそもループ物とかほとんど見たことないですし。でもそれなりに整合性もたせないとダメだろ、とか。記憶保持があるなら何百週とかは無理だろ、とか。

 そもそも救うってどこから出てきたんだ? とか。どうして二人(絵里先輩とにこ先輩)じゃなくて希先輩自身も含まれてることに気付けたのか? とか。
 反則に近いのでしょうが救うことに関してはカードのお告げとかにするかーと思ったり。
 気付きに関しては逆算と言いますか、七週目のμ’sは八人(希先輩は入ってない)で取り残されてぼっちになった希(それでもμ’sにはサポート役?的な位置づけではいるのでリハーサルには参加している)の変化ににこ先輩が気付いて問い詰めるという感じにしよう。とか。
 のぞにこも書いてみたかったしなぁ、という部分もあるのですが。何だかんだで希先輩を心配してるにこ先輩最高だと思います。

 後、個人的に大好きなのは

 私が死んだらこんな馬鹿げたことは繰り返されないんじゃないのだろうか。そう思ったこともある。

 と繰り返される時の中、素(?)が出てしまう部分なのですがやっぱこれいらなかったかなぁ。。。(

 自分の中である程度はっちゃけた感じで書いていいのかなぁと思えた作品でした。

「隠し味に気付きましたか?」のはなし

「気付くも気付かないもあなた次第――」

http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4914458

 ことりってこういう想いの伝え方を自然にしそうだなぁ、と思って時期に合わせて一気に作った話です。

 ことえりというよりもことり⇒絵里な感じですが。

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 前作『connecting with you』で感想を下さった方がことえりな方でして。
 その方からことえりを書かなければ(以下略)と脅され(ぉ)作った作品です。
 ことえりなんて作った事が無いしなぁと思いながらも、丁度バレンタインだったのでそれにあわせたネタを考え一気に作り上げた覚えがあります。

 バレンタインでことりが絡むので、ここはやっぱりお菓子作りとかかなぁ、と。
 お菓子作りを一緒にしながら思いを伝えるのだろうか云々考えていたのですが中々いい案が浮かばず。まぁぼくてぃんバレンタインとか生涯縁がない子ですし。
 そこでアイディアのヒントを得るためにチョコレートというかお菓子でことりな感じの曲を探して聴いていたのですが、Ken Araiの「Marble」(ドラマ『失恋ショコラティエ』のテーマ曲)をぼんやり聴いていた時、絵里先輩はチョコ貰いまくってる話ですし、ツンツンの頃はこれは一体?な感じだったのがμ’sに入ってからそういう認識をことりと一緒にバレンタインのお菓子を作ることによって変わっていくのが出せたらいいなぁ、と思いまして。
 それとことりの想いをどう表させるかなぁと考えたのですが、そう言えばチョコ繋がりのカカオリキュールを使ったカクテルでアマレット・アレキサンダーってあったなぁ、と。
 アマレットと言えばこの作品の最重要アイテムであり、最後でことりが言ってますが別名「愛のリキュール」なんて呼ばれてるリキュールで。
 リキュールなんだからお菓子に使っても大丈夫そうだろうと(現にカカオリキュールと合わせたカクテルがあるくらいですし)、それを使って絵里先輩に思いを伝えるなんて、少し回りくどいかもしれないけれども気付くも気付かぬもあなた次第的な小悪魔っぽさ含めことりっぽくて宜しいんでは? なんて思ってから一気に?話が出来ました。

 ただ絵里先輩でもアマレットなんて知らないと思ったので、一緒に作ってさりげなくその存在を出しておくことでその存在をインプットさせておこうと。そして本命のチョコを渡したときに気付くわけですね、あれ、これって――。と。
 もちろん沢山チョコを貰うだろうことも予想して、さりげなく他とは違うようなラッピングとかも考えてみましたがどうなんだろうなぁ、と未だに思ってしまいます。
 でも多分アマレットを前もって提示しておく位ならこれ位ことりはやるだろうなぁ、と。どうなんでしょ。自然に策士な感じが出たのでしょうか。

 なおことりが絵里先輩用に作ったお菓子はオペラのつもりです。そもそもテンパリングが面倒だと思うので作るのも相当手間がかかるでしょう。表面の光沢とか出すのが難しそう。
 自分はフォンダンショコラでいっぱいいっぱいです。あれ中溶けるのむずかしーねー。

 ことりがとにかくどんな口調で喋るのかとかあまり考えたことが無かったので道中難しかったですが、思ったよりも評価も頂けたようで何よりです。
 ことえりも中々面白いのですが、次はあるのだろうか…(苦笑